昨年の4月下旬から仕込んでいた醤油が、搾りの日をを迎えました
先週、昨年の4月下旬から仕込んでいた醤油が、搾りの日をを迎えました。
御宿、勝浦1(市野川樽)、勝浦2(中林養蜂園樽)に三分割してひと樽を仕込み、市野川樽を古民家にいさんちに安置していました。市野川樽は昨年後半から、市野川の古民家ヨガにご参加いただいたみなさまにも天地返し作業の体験をしてもらいました。私も含め、醤油の諸味すらみたことのない方がほとんどで、実際に諸味に触れながら交流するのは、想像以上に有意義なひとときでした。
そして搾り当日。三つの諸味を一つに合わせた後、お湯を加え、それを麻袋に詰めていきます。その槽に並べたジャッキで諸味入りの麻袋に、ジャッキで圧を加えます。
すると、搾りたての醤油が滴り落ちてきました!
これが「生醤油」です。舐めてみると、風味にふわっと膨張していくような広がりを感じます。鋭いしょっぱさではなく、実に柔らかい味わい。
これが「生醤油」です。舐めてみると、風味にふわっと膨張していくような広がりを感じます。鋭いしょっぱさではなく、実に柔らかい味わい。
この生醤油を少しだけ分けておき、残りはすべて火入れをします。こうすることで日持ちするようになるのです。
そしてこの醤油にぴったりなのが、茹でワカメ。鰹節をハラリとやって醤油をちょちょっと付けたら最高です。ちょうど、Banzai Cafeさんが松部の海士(男あま)さんから頂いたという生わかめをお裾分けいただきました。さらに以前、一緒に醤油造りをした海女(女あま)の鈴木美恵子さんからも採れたて生ワカメを頂いてしまいました。
いやぁ、勝浦の海の恵みBANZAIですね(笑)。おいしい海の幸をありがとうございます!!ちょっと大量になってしまったので、お裾分け後、天日乾燥させて保存食に。一日干すと、この通り。食の恵みに感謝感謝であります!!