甘酒の香り漂う12月の勝浦朝市。スープの食材を探しに
今日は勝浦の海辺のカフェ「Banzai Cafe」のマスター、中村健太郎さんとともに、勝浦朝市へ。今週木曜日に開催する「Banzai Yoga Style 古民家ヨガ」でお出しする「かつうランチ」の食材を探しに、朝市でお買い物です。
「勝浦朝市」は、石川県・能登半島の輪島の朝市、岐阜県・飛騨地方の高山の朝市とともに、日本三大朝市に数えられ、その歴史は天正19(1591)年まで遡ることができます。当時の勝浦城主、植村土佐守泰忠が一次産業振興のために解説したと云われています。
千葉県内では、茂原の六斎市や一宮町玉前神社門前の朝市のように「●という数字の付く日」に市が設定される「定期市」がいまでも残っていますが、勝浦のすごいところは「常設市」であるところ。毎週水曜日と元旦以外は毎日市が立つのです。
市が立つのはだいたい6時から11時くらいまで。悪天候の日は早めに店じまいするなど、天候によって若干変わります。1~15日は「ビッグひなまつり」の石段雛で有名な遠見岬神社のある下本町通りで、16日~月末は佃煮の近江さんから高照寺にかけての仲本町通りで開催されます(※12月は景観整備工事のため、仲本町通りのみでの開催になるそうです)。
今日は清々しい冬晴れ。寒さも一段と厳しくなってきましたが、以前苔玉を購入したお店では、旬を感じさせるこんなリースも。
ツルウメという実をあしらったリース。目の前でおっちゃんがツルをまあるく編んでいます。
「乾燥すると実が赤くなって弾けるんだよ」
とおっちゃん。健太郎さんがかなり惹かれていたのが印象的でした(笑)このテイストならカフェにはもちろん、古民家にもマッチしそうですね。
続いては、いすみ市岬町からいらしている平賀さんの露店へ。健太郎さんはニンジンを物色。味見もしてみたり(平賀さんのところでは、よく黄色いニンジンも売っているのですが、残念ながらこの日は売り切れでした)。
私はネギが欲しかったのでこちらを品定め。九条ネギのほか、
「ウチでずっと作ってるネギなんだけど、
名前が分かんないのよね~」
という、謎のネギも。品種は「?」ながら、長年受け継がれてきたネギ、気になります。ので、こちらのネギを購入。どんな味か愉しみです。
平賀さんの露店を後にし、ほかの露店でキャベツやジャガイモをさらに購入します。
今回の朝市食材は、「房総なるかポーク」の付け合わせにお出しするスープに使われる予定です。はたしてマスターの手にかかると、どんな料理になるのか、愉しみです。
今週11日、木曜日の開催です。
どうぞお楽しみに!