田んぼの匂いの向こうに、五頭山の雄姿を
今年のお盆は小諸市→長野市→村上市経由で、新潟県阿賀野市にある祖母の家へ帰省。雄大な五頭山を望む祖母の家は、いつ訪ねてもゆったりとした気持ちにさせてくれます。
この日は祖母や母親とともに、安田温泉やすらぎで温泉三昧。
湯上がり後は阿賀野市の中心部・水原にある、新潟の有名店「ラーメン党ひさご」へ。84になる祖母は大のラーメン好きで、パンを食べた後だったのですがラーメンを完食。おいしいものを楽しく元気に食べることが、長生きの秘訣なのでしょうか。
夕食は郷土食や手料理に舌鼓を打ちます。
まずは「のっぺい汁」。
続いては祖母のお手製の、ナス、キュウリの浅漬け。
これがユニークで、塩だけではなく、祠の近くにあるという赤土も一緒に漬け込むのだそうです。どうも色が良くなるから、、、らしいのですが、ユニークなやり方です。祖母の漬物はあっさりめの味付けでおいしいです。
翌朝、納屋のあたりを観察すると、枝豆が干してありました。コレ、枝豆を完熟させた大豆ではなく、あくまで枝豆。
この地域では、乾燥させた枝豆を「浸し豆」と云い、ひと晩水に漬け、さっと茹でると、また枝豆のようなおいしさを楽しめるのだそうです。少しわけてもらったので、今度試してみたいと思います。
ゆっくり過ごした束の間の新潟暮らしでした。