縁側の景色の向こうに、光の粒が舞い降りるビーチ〜潮風に抱かれた古民家ゲストハウスが勝浦市に誕生。6月1日「千葉勝浦 お茶の間ゲストハウス」が開業します

 

美しい守谷海岸に臨む「お茶の間」で、途中下車

幾つもの改修、そして許可申請を乗り越えて。待ちに待ったゲストハウスオープンです
幾つもの改修、そして許可申請を乗り越えて。待ちに待ったゲストハウスオープンです

勝浦の数あるビーチの中でも、美しい白砂が広がる守谷海岸。

その海岸線をなぞるように外房線の列車が駆け抜けていく…。

その線路の踏切のすぐ向こう。

赤銅色の瓦屋根を頂いた古民家が、常緑の樹々に抱かれるように佇んでいます。

庭先で作業をしていた福岡洋治さんがこちらに気がつき出迎えてくれました。実は6月1日にゲストハウス「千葉勝浦 お茶の間ゲストハウス」の開業が正式に決定したのです!

洋治さんは奥様の春奈さんとともに昨年8月に木更津市から移住。勝浦市の空家バンク制度を活用して昭和初期の古民家を購入され、友人たちの手を借りながら改修を重ねてきました。私は改修前の家の様子も見ているので、そのみちがえるような現在の佇まいに思わず「おぉ・・・」と声を漏らしてしまいます。

リビングbefore〜「天井どうしよう」と呆然と立ち尽くすの図(笑)
リビングbefore〜「天井どうしよう」と呆然と立ち尽くすの図(笑)
リビングafter〜緑の庭を臨みながらゆったり。ソファは洋治さんが10年以上使われているお気に入り。ぜひ座り心地をご堪能あれ
リビングafter〜緑の庭を臨みながらゆったり。ソファは洋治さんが10年以上使われているお気に入り。ぜひ座り心地をご堪能あれ

離れbefore〜なぜか小部屋に五右衛門風呂らしきものが鎮座していました
離れbefore〜なぜか小部屋に五右衛門風呂らしきものが鎮座していました
離れafter〜なんと瀟洒なお手洗いに生まれ変わりました
離れafter〜なんと瀟洒なお手洗いに生まれ変わりました

庭には奥様が手を入れられているゴーヤやナスのほか、トマトやズッキーニはすでに実を付け始めています。


庭に自生している三つ葉や紫蘇をお裾分けしていただきました。ありがとうございます!
庭に自生している三つ葉や紫蘇をお裾分けしていただきました。ありがとうございます!
ハーブも植わっています
ハーブも植わっています

でも旦那さんは農にはほぼ農…いや、NOタッチ(笑)その代わり、日曜大工にそのワザが光ります。ドミトリーの部屋に設けるこの衝立て。

簾(すだれ)と木材を組み合わせて洋治さんが自作したものですが、何とユニット式に仕立てられているのです。こちら、電気スタンド兼電源です。

照明はネットで購入したもので、枕元で熱を持たないようLEDにしてあるそうです。そして台座の凹部に衝立てをスポットはめる事ができるのです。お客さん個々人に電源を確保すること、そして衝立ての収納の簡便性・・・まさに計算し尽くされた手作り衝立てなのです。

 

ちなみに衝立ての木材はバーナーで炙って色を出したそうですが、旦那さんは「焦がし派」、奥様は「塗る派」なのだそう(笑)室内の柱や床がピカピカなのは、奥様が荏油などを塗り磨きをかけたからです。

古民家ながら清潔感ある室内
古民家ながら清潔感ある室内
奥様自家製の梅ジュース。庭からそよぐ風に吹かれながら戴くジュースは清涼感満点です
奥様自家製の梅ジュース。庭からそよぐ風に吹かれながら戴くジュースは清涼感満点です

ご夫妻それぞれの個性が、愉しく心地よいお茶の間を演出。

それが「千葉勝浦 お茶の間ゲストハウス」なのです。

ほんとうに開業、おめでとうございます!!

 

 

 

■「千葉勝浦 お茶の間ゲストハウス」

勝浦市守谷804

 

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■6月7日(土)に勝浦漁港界隈で行われる一大イベント「勝浦港カツオまつり」とともに、勝浦名物カツオを存分に味わえる食べ放題宿泊プランが用意されていますよ!

 

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