昨年は足を運べなかったのですが、今年は満を持して「アートフリーマーケットinちくら」へ。南房総市の千倉の海辺にある道の駅「潮風王国」を会場に、毎年GWに行われるイベントで、会場には木工や皮、ガラス、布などを素材に使ったアート作品やクラフト製品が所狭しと並びます。無農薬野菜・自然栽培の果実やフードの出店のほか、ライブなどで盛り上がります。
このアートフリマの主催者はこのお方です。
そう、「マオ猫」や「わにわに」でお馴染みの、千倉在住のイラストレーター、山口マオさん。ぐるっと千葉でも連載「マオ猫のないしょ話」を描いていただいていますよ。この日はサンバ隊を率いて行進中です(笑)
潮風王国内でショップ「海猫堂」を営むほか、様々な地域活動に奔走されているマオさん。特にこのアートフリマは肝いりの地域イベント。すっかり地域のイベントとして定着したアートフリマはすでに16回めを数えます。このアートフリマの魅力はなんといってもゆるっとした雰囲気と、開放感あふれるロケーション。芝生でお弁当を広げたり、ベンチで昼寝をしたり・・・。お客さんも出店者さんも、ゆるゆるとしたこの空気感に包まれて、心地よい海辺の一日を満喫されているようです。なんとも贅沢なイベントの過ごし方、です。
館山で無農薬、無化学肥料で野菜を栽培している「ゆうゆう農園」さんの野菜を買い求めていると、同じブースに以前、ぐるっと千葉のいっぴんさん取材でお世話になった「館山パイオニアファーム」の齋藤さんがいらっしゃるではありませんか。今日も自慢のいちじく農園で獲れたいちじくの加工品を持っておいででした。
イチゴと枇杷の時季以外にも収穫体験できる果実が館山にあればと、いちじく農園を始められた齋藤さん。現在では農園内の加工所で、仲間の生産者さんの素材を使ったパウンドケーキを作られたり、『化学合成農薬・化学肥料を使用せずこだわりの野菜・米・ハーブの栽培に取りくむネットワークグループ』である「南房総オーガニック」の一員としてご活躍されています。南房総オーガニックでは、パイオニアファームを会場に毎月第一日曜日に「日曜マルシェ」を開催しています。こちらの催しも気になりますね!
続いては「藁珈琲堂&海ねこ食堂」さんのブースに立ち寄ってみましょう。お二人は「アトリエ『tsugihagi』」というユニットで、内房・鋸南町にある桜の名所、佐久間ダム公園内でお店をやられているそうです。お店の改修は「現在進行形」だそうです(笑)毎週木~日が基本的にOPEN日。コーヒーのほか、玄米ごはんや地元野菜のランチなどを味わえるようですよ。
硝子のボウルに瑞々しい「なつみかんあんみつ」があまりにもおいしそうだったので、テイクアウトしてみました。自家製の寒天に清涼感あふれる夏みかん。勝浦のテングサもこんな風にオシャレさんになったらもっとモテちゃうかもしれませんね(笑)
アートフリーマーケットinちくらは今日も開催されています。お近くの方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。