※『房総カフェ 扉のむこうの自由を求めて』は完売しました。
※千葉市、浦安市、我孫子市、成田市、佐倉市、市原市、勝浦市の図書館でご覧いただけます。
今回取材させていただいた15のカフェは、
房総半島に浮かぶ星々のように、
その土地土地で独自の輝きを放っています。
その輝きの全体像にこそ、
房総の今の魅力が凝縮していると確信しています。
房総というこの地で、
暮らしと生業を積み重ねゆくカフェ人たちの佇まいこそが、
房総の豊かさのリズム、
房総にきらめく感性、
房総にそよぐ風土の匂い。
これら、房総の魅力の本質は、
消費を促すだけのガイドブックでは表現できません。
表現していくには旅人のまなざしが必要だと考えています。
房総のカフェは、光合成のように、
その本質を媒介しています。
カフェの息吹に心地よく身をゆだねた時、
「自由」がそこに佇んでいます。
そんな、房総のカフェのあり方を、
紙媒体というメディアを通じて媒介していきたいと考えました。
房総のカフェの姿そのものが、
房総の今を伝えることに繋がる、
この本が、房総の「名刺」のような存在になると信じて