●10月9日[日]・10[祝]「くらしずく」に出店します & 陶芸家「齊藤十郎さん」の取材記事公開

スカしているでも、
目立とうとするでも、
良い子ぶろうというのでもない。
中庸に佇む。
ただそれだけでいい。
いろいろ試したり、
付き合いで購入したりもしたが、
自宅の食器棚に並ぶ器は
結局そういうものに落ち着いてきている。

齊藤十郎さんの生み出す器は
包容力がある。
機能性のみならず、
それは使い手の気持ちの面でも。
お話を伺うと、
その背景には日々の生活と器が寄り添う、
十郎さんの暮らしそのものがあった。
そして自分自身と向き合い、
良きも悪きも見つめ、認めてゆく姿勢。

「器は、その人そのもの」

まさにそうだと思う。




『この地で「くらしを豊かにする作品」「それを生み出す作家」「それを大切につかう使い手」が出会うクラフトイベント』

と銘打ち、
2017年に生まれたマーケット

「くらしずく」

いよいよ開催まであと1ヶ月。
今年も二日間にわたり
Sghr菅原工芸硝子敷地内
『九十九里の杜』で開催される。

房総半島から海を隔てた向こう側、
伊豆半島から斎藤十朗さんが
ワークショップの講師として
遥々訪ねてきてくれる今回の開催。
スリップウェア絵付(10/9)
マグカップのハンドル付け&イッチンの文様描き(10/10)
という体験内容。

私も取材時に体験させて頂いたが、
コーヒーのドリップの要領で化粧土を流すと
安定してすぅーっと紋様を描けたように思う。
なのでこのやり方を勝手に
「ドリップウェア」と呼んでいる(笑)
十郎さんはカレー缶に管を付けた
オリジナルの器具で流してらっしゃったが、
一度ドリップポットを使って流してみたいと思ってみたり。

ぜひ、くらしずくの会場でものづくり体験を
楽しんでいただきたいと思う。




ちなみに、編集室も両日出店させていただきます。
編集室の本や絵本などの古本のほか、
タイミング良ければ落花生の新豆もお持ちできるかも。
定番のオオノ農園さんのピーナッツペーストも
もちろんお持ちします。
どうぞ、お楽しみに。




■ くらしずく2022
10月9日(日)・10日(祝・月)
10:00-1600
千葉県山武郡九十九里町藤下797
入場料200円
https://www.kurashizuku.com

斎藤十朗さんのワークショップ申込
https://www.kurashizuku.com/ws/

 

斎藤十朗さん取材記事

https://www.kurashizuku.com/kiji1/